カテゴリー「奈良の仏像」の13件の記事

2016年12月31日 (土)

仏像拝観リスト2016年7月~9月

7月2日 ほほえみの御仏展 3回目
7月30日 
○びわ湖長浜KANNON HOUSE 
長浜市川道町 尊住(そんじゅ)院 平安12c 53cm 
あどけないお姿に泣いた。
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○観音の里の祈りとくらし展Ⅱ-びわ湖・長浜のホトケたち-
黒田観音のおじさんっぷりがすごすぎた

8月2日
滋賀県大津市
○石山寺ご本尊如意輪観音ご開帳、旧本尊断片、胎内仏、蔵王権現ご心木、快慶大日如来、毘沙門天
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○三井寺 清涼寺式釈迦如来、他
○西教寺 ご本尊阿弥陀如来坐像、石仏二十五菩薩像
京都
○京都国立博物館
http://www.kyohaku.go.jp/jp/theme/floor1_2/f1_2_koremade/2016_tango.html
京丹後市縁城寺の本尊、千手観音立像(重要文化財・平安時代)
日本の彫刻
○浄土宗 阿弥陀如来立像(行快)
○知恩院 阿弥陀如来立像(法然上人念持仏)
○三十三間堂

8月3日
奈良
奈良町
○興善寺 阿弥陀如来立像、胎内より法然上人のご真筆の書 
○法徳寺 阿弥陀如来立像
○十輪院 石仏地蔵菩薩、五劫思惟阿弥陀如来坐像
○福智院 丈六地蔵菩薩坐像
○奈良国立博物館
生誕800年記念特別展 忍性~救済に捧げた生涯~
・般若寺の文殊菩薩
・旧額安寺の虚空蔵菩薩像、
・鎌倉極楽寺の清涼寺式釈迦如来、十大弟子、説法印釈迦如来、茨城県福泉寺の清涼寺式釈迦如来像

○穀雨
○ことのまあかり かき氷

8月4日(海外の方のご案内)
奈良
近鉄奈良駅前 行基像
東大寺大仏殿
柿の葉すし ゐざさ寿司東大寺店
奈良国立博物館 常設
興福寺
ことのまあかり shaved ice

8月5日(海外の方ご案内)
○安倍神社
○西陣会館
○泉桶寺、即成院、戒光寺、雲龍院、今熊野観音寺
○清水寺
観光地を避けて、静かな泉桶寺塔頭をご案内。

8月6日(海外の方ご案内)
○伏見稲荷(初!)
○宇治平等院
○宇治でゆばと抹茶かき氷

8月7日
○東大寺
大仏殿~大仏さまお身拭い~
不動堂 
念仏堂(地蔵菩薩坐像)
法華堂
二月堂
四月堂
指図堂
東大寺ミュージアム
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○五劫院
ご本尊五劫思惟阿弥陀如来坐像
石仏見返り地蔵菩薩立像

○法隆寺(地蔵菩薩立像)
○穀雨さん
○猿沢池

8月8日
○京田辺市 禅定寺 千手観音(奥様にご案内いただく)
○京田辺市 観音寺 国宝 十一面観音
○城陽市 極楽寺 行快作阿弥陀如来立像
(納入文書の結縁者欄、物故者ののところに快慶の名前があり、快慶の没年を推定できる)

京都
○法然上人霊場第19番 法然寺
○法然上人霊場第17番 二尊院
○清涼寺(釈迦如来立像が8日でご開扉)

9月11日 松島瑞巌寺と伊達政宗展(三井記念美術館)瑞巌寺五大堂の五大明王

9月17日 
○国宝でよみとく神仏のすがた(金沢文庫) 
○びわ湖長浜KANNON HOUSE
湖北町山本 常楽寺 聖観音立像(市指定、平安12C、101.8cm)
○櫟野寺展(トーハク)
○常設11室(トーハク)
奈良當麻寺の十一面観音、大阪歓心寺の観音さま、埼玉西光院の阿弥陀三尊、千葉小松寺の観音坐像など。どれも写真不可でここに掲載できないのが残念だが、相当に重厚なラインナップであることは確か。

9月22日(木)
三重県伊勢市
○法然上人霊場第12番 欣浄寺
○太江寺 千手観音坐像(鎌倉時代) 

9月23日(金)
○広隆寺
うん十年ぶりの広隆寺、すごすぎた! 弥勒菩薩だけではない、濃密な仏像空間。なかでも、天平の不空羂索観音に目を奪われた。衣のうねうねひらひら模様は鎌倉初期の慶派が真似たものに違いない! 平安時代を飛び越した温故知新っぷりに心が躍る!
○月輪寺 登山参拝。法然巡礼

9月24日(土)

○大津市北保町自治会集会所 鉄造弥勒如来坐像、関西で珍しい鉄仏
○石山寺 如意輪観音ご開帳、胎内仏4体、旧本尊断片、多宝塔快慶大日如来 二回目だけど素晴らしいすぎ、ほれてまう
○橘堂 三面六臂観音立像
○川原観音堂 十一面観音
9世紀だか12世紀だか制作年代不詳。
○正楽寺 阿弥陀三尊
藤原風の観音勢至が素晴らしすぎ
○興福寺 五智如来
○円常寺 木造阿弥陀如来立像
正真正銘の快慶晩年の作


9月25日(日)
○近江八幡市 冷泉寺 千手観音(平安重文)
○浄厳院 丈六阿弥陀如来坐像 
○小田神社(十王町奉賛会) 大日如来坐像
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○小浜大日堂 大日・薬師坐像
○仏性寺 丈六阿弥陀如来坐像
○仏法寺 聖観音立像 大日如来坐像
○武道天神社(旧:真光寺) 聖観音坐像 鎌倉
○正福寺 平安観音さま林立

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2016年4月21日 (木)

smiling contemplation: two Buddhas from Japan and Korea

I have several reasons why I love Korean culture. The biggest one is we can appreciate similarities and differences between ours and theirs altogether!

http://hankashiyui2016.jp/
This exhibition provides us with a great opportunity for this and is going to be held in Seoul and Tokyo : ) How amazing!

The statue from Japan is one of my most favorites and one of the tranquilest and most sophisticated sculptures in the world.

Be prepared, my Korean friends! Or you'll be dead with its beauty!

Me? Of course I'm dying to see the elegance and smile of your national treasure statue!

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韓国国宝菩薩像(国宝78号)と中宮寺菩薩像、同時公開が正式発表されたそうです

3月28日付で「韓国国宝菩薩像2尊と中宮寺菩薩像の3像が韓国と東京で公開」という「スクープ記事」への不信感を書きました。

昨日、これに関して、正式な記者発表があったそうです。
http://www.museum.or.jp/modules/topNews/index.php?page=article&storyid=3799

とはいえ、やはり韓国国宝仏2躯の同時公開は行われないようです。それはいくら何でもムリだと思いましたよ!
FACTA さん、反省してください!!!
仏像に関する用語の使い方もあやしかったし、へたなスクープはやめてほしい!!! 

と、苦言はここまで。


要するに、中宮寺菩薩像と韓国国宝菩薩像1尊の同時公開は正式決定したのです!
ヒヨドリはとてもうれしいです!!!

仏像を政治の手段にすることには大反対。
でも、両国の友好と理解のきっかけになれば、こんなにうれしいことはありません。

韓国のみなさん、中宮寺の菩薩さまにハート撃ち抜かれちゃってください。

はらぺこヒヨドリ♪

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韓国国宝菩薩像(国宝78号)と中宮寺菩薩像、同時公開が正式発表されたそうです

3月28日付で「韓国国宝菩薩像2尊と中宮寺菩薩像の3像が韓国と東京で公開」という「スクープ記事」への不信感を書きました。

昨日、これに関して、正式な記者発表があったそうです。
http://www.museum.or.jp/modules/topNews/index.php?page=article&storyid=3799

とはいえ、やはり韓国国宝仏2躯の同時公開は行われないようです。それはいくら何でもムリだと思いましたよ!
FACTA さん、反省してください!!!
仏像に関する用語の使い方もあやしかったし、へたなスクープはやめてほしい!!! 

と、苦言はここまで。


要するに、中宮寺菩薩像と韓国国宝菩薩像1尊の同時公開は正式決定したのです!
ヒヨドリはとてもうれしいです!!!

仏像を政治の手段にすることには大反対。
でも、両国の友好と理解のきっかけになれば、こんなにうれしいことはありません。

韓国のみなさん、中宮寺の菩薩さまにハート撃ち抜かれちゃってください。

はらぺこヒヨドリ♪

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2016年2月28日 (日)

2015年6~12月仏像拝観リスト

6月7日
○金沢文庫「日向薬師」展
日向薬師三尊さまはザ・ベスト・オブ鉈彫りだと思う。「彫り出される前、木の中にいらしたときから、そのお姿でしたよね」って思わざるをえない。この不思議なリアリティ、何なのでしょう! 
お寺と展覧会で何度かお会いしてるけど、展覧会で狭いお厨子を出られたお姿の方が断然素敵・・・。仏師はどんな気持ちであの強烈な薬師さんのフォルムを彫り出したのかなー。両菩薩さんのしつこいまでの鉈彫り感、吸い込まれそうになります。(当日のTwitterより)

6月14日
新潟県南魚沼 石川雲蝶ツアー(中島すい子ガイド)
穴子十二大明神(静かな集落に未完の雲蝶)
天龍山龍谷寺(欄間「得誠和尚の行履」がかなりの迫力。その裏の「葡萄と朝顔」の浮き彫りは静。対比がすごい!)
西福寺開山堂(すごすぎた)
永林寺

6月20日
第2回即身仏アフタヌーン

7月10日
護国寺四万六千日

7月26日
鎌倉 高徳院 大仏さま♪

8月15日
神奈川県立歴史博物館 仏像展
サントリー美術館 藤田美術館展で快慶の地蔵尊

快慶地蔵尊は藤田美術館でお会いしたときとは違い、360° で拝めます! もう気絶しそう。
お像の後ろに雲がもくもく伸びてる。お像と光背の前傾具合がよく拝める。 大泣~~~

9月4日
静岡(多摩仏研の非公式活動♪)
 井川の中野観音堂
 智満寺 秘仏千手観音ご開帳
 新光明寺 阿弥陀如来立像

9月5日
法然さんめぐりin奈良県香芝、橿原、飛鳥
 香芝 阿日寺(恵心僧都生誕地、重文大日如来さま、ご本尊 阿弥陀三尊立像 欄間の二十六菩薩)
 橿原 法然寺(ご本尊阿弥陀如来立像=浮足如来)
 明日香 橘寺(法然さんが立ち寄られた場所)

奈良国立博物館 白鳳展
 大好きな橘美千代の阿弥陀さまに見入っていたら、ガラスケースの向こうに山本勉先生がおられ、一気に集中力をそがれる事案が発生。(当日のTwitterより)
 美千代の阿弥陀さまの背中が拝めました♪

ことのまあかり かき氷橘美千代
へいぞうさん♪

9月6日
法然さんめぐり
 長岡京市 光明寺
 京都市 長講堂 阿弥陀三尊
 東本願寺
 龍谷ミュージアム 玄奘展(深沙大将さんの秘密)
 源空寺

9月7日
京都大原
法然さんめぐり
 来迎院(藤原の薬師、釈迦、阿弥陀の三如来坐像) 音無の滝
 勝林院 阿弥陀如来坐像(声明のテープが鳴り響く)
 三千院(阿弥陀堂がまさかの修理中、作業場の中の阿弥陀三尊を拝観)

9月20日
東京檜原村
 吉祥寺(地味にきつい十三仏めぐり)
 岩船地蔵尊

9月23日
 八王子市 ぽっくり観音さまご開帳 康慶?阿弥陀如来さまが大好き

9月26日
千葉県 仏像リンクツアー
 市原市 法行寺(もとは阿弥陀様でいらした都風の薬師如来)
 牛頭天王
 山口地区 日本最大の木造地蔵坐像
 妙楽寺(丈六大日如来、なた彫りの毘沙門天と不動明王)
 博物館(妙楽寺の毘沙門天など、少数ながら見応えあり)
 小又井観音

10月17日
東京都稲城市
高勝寺 聖観音立像(平安)
ご開帳日と聞いて出かけだのだが、確かに開いてるとはいえ、堂外からのみの拝観で、あまりよくお姿は拝めず。
https://www.city.inagi.tokyo.jp/smph/kanko/rekishi/inagishibunkazai/inagi_bunkazai/kannzeonnbosatu.html
 

10月18日
 川崎市 能満寺 虚空蔵菩薩さま(基本的に晋山式のみの開帳だが、この日は市の特別公開)、観音立像、涅槃像
 世田谷古墳まつり
能満寺の虚空蔵菩薩さまは前から拝みたかった憧れのお像。思ってたとおり、写真以上のすばらしいお像でした。

10月某日
東京
 三井美術館 「蔵王権現と修験の秘宝」展

10月25日
 厚木市相川地区の文化財公開
 長徳寺(上落合669) 阿弥陀如来立像(1535年) 聖徳太子像(室町末)
 延命寺(戸田1099) 市指定文化財 木造菩薩立像2躯(12世紀前半)
 法雲寺(酒井2471) 県指定 木造不動明王立像(12世紀)

 藤沢市
 遊行寺 一遍聖絵 全巻公開

 鎌倉
 浄光明寺
 鎌倉国宝館 特別展『鎌倉震災史~歴史地震と大正関東地震~』

10月28日
 等々力不動尊で岩手県奥州市 金津流石関獅子踊 すごい迫力で本格的、少しだけユーモラス

10月31日
東京
 三井美術館「蔵王権現と修験の秘宝」展2度目

11月5日
東京 九品仏浄真寺

11月7日~8日
仏像リンクツアー
伊賀の仏土寺。藤原の品のよさと慶派の凛々しさがミックスされた阿弥陀如来さまにお会いしました。一人でお参りしてたら、泣いてたと思う。(Twitterより)

天台真盛宗紫雲山西蓮寺という阿弥陀ワールドに出会ってしまった。帰宅後に知ったのだが、練供養も復活されたそう。ぜひとも再訪したい! 市場寺もよかった♪

11月7日 
慈恩寺/阿弥陀如来立像
萬壽寺/地蔵菩薩坐像
西蓮寺/阿弥陀如来坐像 薬師如来坐像 十一面
観菩提寺/十一面観音(33年に一度秘仏開帳)
仏土寺/阿弥陀如来及両脇侍像

11月8日 
長隆寺/薬師如来(幹事さんにクリソツw)・大日如来
常福寺/五大明王(ものすごい迫力!)
宝厳寺/十一面観音
弥勒寺/十一面観音など
市場寺/阿弥陀如来坐像と四天王像!
新大仏寺/盧舎那仏坐像(快慶)
成願寺/阿弥陀如来坐像
瀬古集会所/十一面観音(壇像)、薬師如来

11月29日
愛知県
 犬山市 陽徳寺 大日如来
岐阜県 可児薬師ご開帳
 名古屋市 栄国寺 丈六阿弥陀如来坐像 
 吉水快聞木彫展(名古屋松坂屋)

12月13日
東京 浅草寺 御宮殿開扉法要
 浅草寺さんは子どもの頃から何度もお参りしてますが、この法要は初でした。静かな読経を聞きながら、家族の記憶がよみがえり、合掌しながら泣いてしまいました。
 堂内に座りましたが、前立観音さまのお姿を拝める位置にはあと1.5mほど足りず、お姿は拝めませんでした。見仏人としては失格だけど、自分の頬を伝う涙が暖かくて、ものすごくピュアな時間が過ごせました。狭いスペースの中、共に膝を折って、静かに参列された参拝者の皆様にも感謝しています。(当日のTwitterより)

12月23日
 神谷町光明寺 お寺からつながるグリーフケア

12月27日
韓国
ソウル郊外 江華島(カンファド)
 支石墓群(コインドル) 飛鳥の石舞台古墳にそっくりなのだが、こちらは3000年前のものだそう。
 伝燈寺(チョンドゥンサ)

12月29日
ソウルの国立中央博物館

12月31日
東京 高幡不動尊(お参りおさめ。2015年もありがとうございました)

 


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2016年2月19日 (金)

長谷寺だだおし2016

奈良の長谷寺さまで「だだおし」を参拝しました。

自分の罪と過ちを仏前で懺悔し、身も心も清らかになって新年を迎えようとする長谷寺の修二会。8 日間の締めくくりが、この「だだおし」です。

毎年2月14日に行われており、赤・青・緑の鬼さんが巨大な松明を背負って堂外を練り歩くのが特徴です。

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鬼さんの登場の前に、まずは、悔過法要が執り行われます。法要に続いて、大導師さまからお言葉がありました。「信仰のある人は深い懺悔ができる。他の生物を食べるなど、私たちは何かの犠牲のうえに生きている。未来へ向かうために、前向きな反省が必要である」。短くまとめると、そんなお話で、なぜか涙がこぼれてしまいました。

その後、大導師さまが参詣者の額(ひたい)と牛玉札に宝印を押してくださいます※。この宝印は長谷寺開山の徳道(とくどう)上人が、仮死状態となったときに閻魔大王から譲り受けたもの(!)だそうで、閻浮檀金宝印(えんぶだごんほういん)と言います。

宝印授受に前後して、鬼さんが登場します。

授受の前に、堂内に鬼さんが入ってきます。鬼さんは観音さまの周りを走り回り、僧侶が牛玉札を振りかざして鬼さんを追い払います。鬼さんとお坊さんの追っかけっこがあまりにコミカルで、つい吹き出してしまいます。観音さまも笑っていらっしゃるように見えました。

最後に、鬼さんと巨大松明が登場! こちらはYouTubeで、迫力ある動画がいくつか上がってますので、そちらをご覧ください(笑)。私は宝印を授けていただいているうちに、よい観覧場所を失い、添付写真を撮るので精一杯でした。ただ、間近で見た人は松明の火の粉で服に穴があいたそうですから、まぁ、これでよしとしましょうかね。


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懺悔の行事の最後にコミカルな鬼さんが登場するとは、教化の手段として意味深いものを感じます。長谷寺さんがもっと大好きになりました。

※牛玉札を購入すると堂内に入場でき、宝印も授けていただけます。

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2015年12月 9日 (水)

What a Wonderful World! 薬師寺水煙展!(2013年振り返りポスト)

 2013年11月、奈良の薬師寺で開催された「東塔水煙降臨展」に行ってきた。

 フェノロサが「凍れる音楽」と称えた優麗な東塔は現在、解体修理中。そのてっぺん近く、地上34メートルの高さにある水煙が取り外され、薬師寺境内の巨大テントの中に安置されていた。

 薬師寺は新旧の仏像も素晴らしいのだが、お坊さまがたの法話も国宝級だ。冗談やクイズで笑わされたあと、なぜかじーんとして終わる。皆さまそういう話し方なので、寺内で厳しく研修されているのだろう。

 私が訪れたときも、高校生と思われる団体の明るい笑い声が響いていた。その光景に私の口元も緩む。

 楽しい気分で、水煙降臨展の会場へと急いだ。

 中に入ると、まずは東塔の内部にまつられていた如来さまたちと四天王さまが迎えてくださった。

 水煙はその左手に安置されていた。

 遠くから眺めてきた水煙が今、私の目の高さにある。

 薬師寺のショップ売り場で何度も見たレプリカとは全然違う。先人の願いと長い歴史を経た気高さがそこにあった。

 まさに”雲の上の存在”が降りてきてくれたのだ。

 そして、偶然にも、そのとき水煙は、社会科見学の小学生たちに囲まれていた。生まれて10年前後の子どもたちが、1300年前の願いに対面し、お坊さまの説明を受けている。

 なんと美しい光景だろう!

 この子たちは将来、孫たちに今日のことを自慢するのだろうか。そんなことを考えていたら、頭の中に"What a Wonderful World" という歌が流れてきた。

I hear babies cry, I watch them grow.
They'll learn much more than I'll never know.
I think to myself "what a wondeful world!"
赤ん坊の鳴き声を聞き、その成長を見守る
子どもたちは親の知らないことも学んでいく
世の中、捨てたもんじゃないねぇ
(拙訳)

 この部分が何度もリピートして頭から離れなくなり、涙腺が決壊してしまった。

 あの日、水煙展のテントの中で、一人で静かに泣いていたのは、この私です。

 
 小学生が孫に自慢できるまで半世紀ほど。水煙の歴史に比べたら、一瞬のまばたきみたいなものだ。しかし、この一瞬の輝きがいとおしくてならない。



※下書きに入っていた文章を見つけたので、手直しを加えて公開しました(2015年12月9日)

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2015年7月 2日 (木)

2015年上半期の仏像拝観を振り返る

特に印象に残った仏像さまを勝手な分類でリストアップ。
他にも素晴らしすぎる多くの仏像さまとの出会いがあり、深く考えれば考えるほど収拾つかなくなりそうなので、以下のとおり「よっしゃっ」とアップします。

総合部門
福島県  勝常寺 薬師如来
滋賀県守山市 東門院 十一面観音

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阿弥陀部門
立像  岡山県瀬戸内市 弘法寺練供養の迎講阿弥陀如来立像
坐像  滋賀県佛性寺 阿弥陀如来坐像
三尊  東京都日野市安養寺 阿弥陀三尊
来迎  和歌山県道成寺の五劫思惟阿弥陀如来坐像と雲に乗った二十五菩薩
練供養  弘法寺(動の當麻寺に対し、静の弘法寺

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異色部門
兵庫県加古川市教信寺 練供養の教信上人頭部像
新潟県南魚沼市 西福寺開山堂(石川雲蝶)

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仏像群部門
大阪府 孝恩寺

母の愛部門
和歌山県慈尊院 弥勒菩薩坐像

都内部門
某寺の平安仏

悲しみ部門
奈良県の某寺で拝見した油のしみ

喜び部門
仏像拝観を通じ、お寺の方々や仏友さんと交流できたこと

♪阿弥陀来迎会(練供養)のため5か寺を訪れたこともどこかでまとめなきゃ。

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2015年3月 1日 (日)

はらぺこヒヨドリの2014年仏像拝観リスト(すみません、無駄に長いです)

 これは文字通りヒヨドリの2014年仏像拝観リストです。

 最近の世のブログの傾向などまったく無視で、写真なし、簡潔な寺歴の説明もなしです。

 自分でもまずいとは思っているのですが、なにせブログ更新がままなりません。
 ただ、ご縁あってお参りさせていただいた仏像さまたちです。それをここにアップせず、ハードディスクの隅っこに放置したままでは、そのご縁が記憶の彼方に追いやられてしまいます。

 であれば、本当につまらないテキスト情報だけでも、ブログに公開した方がまだマシと判断しました。恥を忍んでアップします! ふう。


 それでは、ここから襟を正しまして…。
 2014年、たくさんのお寺やミュージアムにお邪魔しました。
 お世話になった皆様、仏像さま方、ありがとうございました!
 4回も参加させていただいた仏像リンクさんのツアーは、秘仏がすごいだけでなく、参加される皆様が素敵すぎて、楽しかったです。
 一年のご縁に心から感謝します。

2015年3月1日 はらぺこヒヨドリ





1月

1月1日

神奈川県川崎市
○影向寺(ようごうじ)
 収蔵庫
  薬師三尊(平安後期、国重要文化財)(中尊139cm、日光月光171cm)
  十二神将(南北朝、66.4~78.5cm)
  二天像(平安後期、木造)
   太子堂
   聖徳太子孝養像(市重文)
  ※ご開帳は三が日、春分・秋分の日、11月3日(お寺サイトより)
  ※光明皇后が病の際、聖武天皇が行基を遣わして創建との言い伝えあり。



1月3日

東京都昭島市
○拝島山普明寺大日堂[初拝]
 大日(12c、157.5cm)、阿弥陀(1692年、86cm、大仏師大前兵部)、釈迦(12cm、90cm)の如来坐像が並ぶ(三尊とも都有形文化財)。
 ※三が日は下陣から拝観が可能。11月3日10時と14時から内陣拝観。
○拝島大師[初拝]
  大日堂のすぐ隣。2~3日にだるま市。本堂ご本尊のお姿は見えず。

東京都青梅市
○塩船観音寺
 本堂
  ご本尊千手観音と二十八部衆(鎌倉、140cm、都有形文化財)
 阿弥陀堂
  阿弥陀三尊(聖観音が鎌倉で青梅市文化財、勢至が室町、阿弥陀が江戸)
 薬師堂
  薬師如来立像(市文化財)
 山門
  金剛力士像(都文化財)
※ ご本尊ご開帳は三が日、5月3日、8月第2日曜など。



1月8日

神奈川県伊勢原市

○日向薬師
 初薬師でご本尊ご開帳と薬師粥の接待あり。仏像の宝庫。昨年秋の大善寺ご開帳以降の薬師ファミリーをめぐる旅を締めくくる(詳細はこちら)。

収蔵庫
 ご本尊薬師三尊(鉈彫り一木、平安中期、重文)、
 丈六薬師座像(鎌倉初期、重文)、
 日光月光菩薩立像(鎌倉中期、重文)、
 丈六阿弥陀座像(鎌倉初期、重文)、
 十二神将(南北朝か鎌倉後期か? 重文)、
 四天王(鎌倉前期、重文)
 十二神将(平安後期、県重文)
 薬師如来(お前立ち、江戸)
 千手観音
仁王門
 金剛力士像(1833年、伊勢原市重文)

○浄発願寺[初拝]
 本堂
  阿弥陀三尊(丈六)
 三重塔
  出山釈迦如来立像



1月11日

仏像オフ参加
東京都

西大井
 ○養玉院如来寺[初拝]
  如来堂 大井の大仏(おおぼとけ)=五智如来(江戸、3mあまり、木喰但唱ら、品川区文化財)
  不動堂の不動明王立像二童子
馬込
  ○長遠寺[初拝]
   秘仏十一面観音、通称、鎌作観音(大田区文化財)。
   観音様のお足もとに小さいながら迫力ある四天王。
   ご本尊は不動明王座像二童子
   ※鎌作観音さまの朽ちたお姿の中に強さと優しさが感じられる。
   ※観音様のお厨子に書かれた結縁者の名前は苗字のない方ばかり。農家の方々に長年守られてきた観音さまとご縁が得られて幸せでした。

五反田
  ○宝塔寺[初拝]
   聖観音(平安末期作とされる。飛鳥白鳳の様式を模したのか? 品川区文化財)
   ご本尊は来迎阿弥陀三尊立像(江戸?)
沼部
  ○密蔵院[初拝]
   木造青面金剛および二童子四夜叉立像(1694年、大田区文化財)
  本堂
   大日如来(1634年、区文化財)、弘法大師座像(1630年、区文化財)
   松本明慶不動三尊
碑文谷
   ○円融寺[初拝]
    黒仁王
    釈迦堂 釈迦三尊、宝生如来
    本堂 阿弥陀如来座像
  ※円融寺の仁王や釈迦堂諸仏に関する副住職の話が興味深かった。

表参道で飲み会




1月25日
初天神 
 うそ替え神事で授与される木彫りのうそが大好き。都内4天神のうそ替え神事をめぐった。
東京都
〇上野 五條天神社[初拝]
〇湯島天神
〇亀戸天神社[初拝]
〇中野の新井天神[初拝]




1月28日

鎌倉
 明王院のお不動様がこの日のご開帳を最後に修理に出されると聞き、いざ鎌倉へ!

〇光触寺[初拝]
 塩嘗地藏、一遍上人像(頬焼阿弥陀は秘仏。次回お会いするときの下見^^)
〇明王院[初拝]
 初不動で五大明王拝観。1時からの護摩の後、肥後定慶作ともされる不動明王を目の前で拝観。お蕎麦のふるまいあり。ごちそうさまでした。
〇浄妙寺[初拝]
 堂内拝観できず。
報国寺[初拝]
 竹のお庭が見事。堂内の仏像拝観はできず(本尊釈迦如来座像は宅間法眼作で市文化財とのこと)
〇杉本寺
 午年イベントとしてご本尊とのお手綱が設置されていた。本堂工事中だったが、通常どおり堂内拝観可能だった。
〇高徳院 鎌倉大仏
 わたくしの“深刻な阿弥陀不足”を解消するため参拝。目的達成!




2月


2月28日

〇新宿区 中井不動堂
        円空 不動三尊(17c、新宿区文化財)
〇新宿区 中井御霊神社
        上記の円空仏はこの神社にあった不動院にまつられていたそう
〇中野区 光徳院
       千手観音(96.5cm、14c、木造、中野区文化財)
〇調布市 常楽院
      阿弥陀三尊

2月某日

〇杉並区 栖岸院
       阿弥陀三尊(来迎立像、確か南北朝時代)
       法然・善導上人(新しい)
       聖観音菩薩坐像(杉並区文化財)

 


3月

3月7日

〇杉並区 栖岸院  念仏会

3月12日

〇東京江戸博物館
   特集展示「2011.3.11平成の大津波被害と博物館-被災資料の再生をめざして-」にて
   鵜住居(うのすまい)観音堂のご本尊十一面観音立像、不動三尊、千手観音坐像

〇両国の回向院 本尊 阿弥陀如来坐像(1705年、釜屋穴右衛門、通称「窯六」の作、東京都文化財)


3月21日

〇東京芸大美術館
  「観音の里の祈りとくらし展-びわ湖・長浜のホトケたち-」
  「藝大コレクション展 ―春の名品選―」

〇東京国立博物館    11室 善円 地蔵菩薩立像など

〇ギャラリー世田谷233
  仁王写真家 渡邊丈士氏の写真展『どこかテンな写真天。 仁ッチ王展』
 + ギャラリートーク「渡邊丈士の仁王講座 ―仁王さんを見分けよう―」を受講

3月23日

〇八王子市 龍泉寺
  ぽっくり観音(水崎観音)ご開帳
  ご本尊 阿弥陀如来坐像 康慶 作?

3月28日

〇高尾山薬王院




4月

4月11日

〇東京国立博物館「栄西と建仁寺」展
退耕行勇などの頂相彫刻、海北友松の絵画が勉強になったが、なんといっても圧巻は六道珍皇寺の「小野篁・冥官・獄卒立像」(院達作)。

 
4月18日
〇埼玉県八潮市 大経寺
 観音堂 円空千手観音ご開帳
 本堂 阿弥陀三尊・法然・善導


4月19日
仏像オフ「春の秘仏づくめツアー」

〇能満寺(神奈川県川崎市)聖観音立像
〇影向寺(神奈川県川崎市)薬師如来及び両脇侍像(な、なんと収蔵庫内への入室許可が!)
〇金沢文庫(神奈川県横浜市)
  常設展特別公開 菩薩半跏像(龍華寺蔵)
  特別展「中世密教と玉体安穏の祈り」
〇龍華寺(神奈川県横浜市)大日如来坐像, 三面大黒天, 地蔵菩薩坐像
〇実相院(東京都足立区)聖観音立像
〇明王院(東京都足立区)如意輪観音坐像



4月20日
〇神田明神



5月

5月9日
〇谷中護国院

〇東京芸大美術館「法隆寺」展

〇東京国立博物館「平成25年度新指定国宝・重要文化財」展
木造薬師如来立像(鎌倉)西方寺
鉄造阿弥陀如来立像(鎌倉)茨城県中染区
木造釈迦如来坐像(南北朝)静岡県方広寺(院吉、院広、院遵)
木造観音菩薩立像(平安)九品寺
銅像観音菩薩立像(奈良)眞光寺
木造十一面観音立像(平安)奈良県當麻寺
木造金剛力士立像(南北朝)奈良県金峯山寺(康成)(←写真のみ、やむなし)
羅漢寺石仏(南北朝)羅漢寺(←写真のみ)
尖石の仮面のビーナス

〇東京国立博物館 本館 特別展「キトラ古墳壁画」
〇東京国立博物館 表敬館 飛鳥―キトラ2016―


5月17日
〇駒沢大学禅文化歴史博物館
常設展&企画展「禅画禅籍を楽しむ」

5月23日
皇居桜田門→お濠のカイツブリの赤ちゃん→皇居外苑の楠正成像(高村光雲)

5月25日
〇目白の椿山荘
庚申塔、伊藤若冲の羅漢石
三重塔「圓通閣(えんつうかく)」
平安期の歌人として名高い参議・小野篁(おののたかむら)ゆかりの寺院、広島県賀茂郡の篁山(たかむらさん)竹林寺に創建されたものをその起源とする三重塔。

5月29日
〇川崎大師ご開帳 赤札ゲット



6月

6月3日
〇千駄ヶ谷富士塚の山開き

6月4日
〇落合南長崎
写真展「紅白仏合戦」



7月

7月2日
〇谷保天神

7月3日
〇八王子市初沢町 真言宗正名山大光寺 ご本尊喜多向き阿弥陀如来坐像(鎌倉時代?)


7月4日
〇東京 青山善光寺(山門に仁王さんと風神雷神さん)

7月9日
〇東京 護国寺 四万六千日(夜の法要が最高!)
 
7月12日~13日
(仏像リンク山形秘仏ツアー http://togetter.com/li/693111?page=5)
(楽しすぎ仏充しすぎ)

7月12日
〇高蔵寺阿弥陀堂
・東北三大阿弥陀堂として知られる丈六阿弥陀坐像[国重文]

〇小針薬師堂
・像高111.4㎝の坐像であり年に1日だけ開帳される秘仏の薬師如来[県重文]



〇大光院

・珍しい鉄造の阿弥陀如来坐像が×4体。鉄造阿弥陀坐像。[県重文]

〇宝積院
・8月10日開帳の秘仏で珍しい10世紀の美仏である十一面観音像[国重文]


7月13日
〇慈恩寺
・本尊 木造弥勒菩薩坐像 (1298年・本堂宮殿安置) 【国重文】
・木造不動明王立像 (1298年・本堂宮殿安置) 【国重文】
・木造降三世明王立像 (1298年・本堂宮殿安置) 【国重文】
・木造釈迦如来坐像 (1298年・本堂宮殿安置) 【国重文】
・木造地蔵菩薩坐像 (1298年・本堂宮殿安置) 【国重文】
・釈迦(阿弥陀)如来坐像 (平安後期・阿弥陀堂安置) 【国重文】
・木造騎獅文殊菩薩及び眷属 (平安後期・本堂宮殿安置) 【国重文】
・木造騎象普賢菩薩及び眷属 (平安後期・本堂宮殿安置) 【国重文】
・如来坐像及び両脇侍立像 (平安後期・本堂宮殿安置) 【県文】
・木造菩薩坐像 (平安後期・本堂宮殿安置) 【県文】

〇平塩寺

・阿弥陀三尊

〇熊野神社

・日本最大級の平安時代の十王像[県重文]

〇法来寺
・釈迦如来立像

〇松尾院

・松尾山観音(観音・勢至) 12年に1度の御開帳

〇仙台市博物館

東日本大震災復興祈念特別展「奈良・国宝 室生寺の仏たち」

7月21日
〇東京都文京区 光源寺 駒込大観音

7月31日
〇東京都港区 梅窓院(本堂の来迎阿弥陀三尊が大好き)





8月

8月16日
〇東京都世田谷区 浄真寺九品仏お面かぶり(3年ぶり!練供養)
練供養を最前列確保し最後まで堪能したあと、
お練り先輩の桂花さんをお迎えし、急きょオフ会に!
九品仏から三軒茶屋方面に移動してかき氷を梯子、夜は飲み会。楽しすぎた。


8月20日
〇等々力不動尊

8月22日
〇千葉県成田市 滑河山龍正院(定朝作とされる十一面観音立像! 
 ※10センチほど開いた厨子の中におられました。双眼鏡でのぞいて目があったときはゾクゾクしました)

https://twitter.com/hphiyodori/status/503346036861972480
〇千葉県銚子市 飯沼山円福寺
 ※十一面観音(確かお前立さま)。境内に大きな阿弥陀様。海と醤油のにおいを感じながら、銚子市内のサイクリング。





9月

9月4日
山梨県 
〇福光園寺(収蔵庫の吉祥天三尊、観音堂の一木平安の観音立像、本堂お不動さま、鐘のある山門と、フルコースを娘と一緒に拝観させていただく。感謝、感謝)

9月11日
京都
〇知恩院(法然上人25霊場発願。宝仏殿で泣いちゃったのなんでだろう。御廟でぽくぽくお念仏して。勢至堂でずっと座ってた。必ずまたお参りする!)
〇金戒光明寺(法然上人像、吉備観音、文殊)
〇永観堂
〇南禅寺塔頭聴松院(摩利支天堂で狛猪を拝観))
〇南禅寺

9月12日
奈良
〇松尾寺(トルソー、平安の大黒天、十一面観音、舎人親王像、円空の役行者)
裏の山道を元気クラブの皆さまとお散歩
法隆寺(秘宝展のみ)
大阪
〇一心寺(法然巡礼)
〇四天王寺(法然巡礼)
奈良
〇奈良国立博物館 醍醐寺展(泣=快慶の大好き弥勒坐像! あまり好きすぎてなかなか近づけなかった! 上醍醐の五大明王ほか仏像の迫力はんぱなし)
備考 おちゃのこさんでれい茶かき氷! 桂花さん、おいしかったです!

9月13日
仏像リンク小浜の秘仏ツアー(http://togetter.com/li/719253)
〇中山寺(馬頭観音坐像・鎌倉)
〇馬居寺(馬頭観音坐像・平安後期)
昼食:若杉末広亭(海鮮丼、へしこ? 美味!)
〇谷田寺(千手観音立像、不動明王立像、毘沙門天立像・鎌倉など)
〇谷田部薬師堂(薬師如来坐像・平安後期)
〇若狭歴史博物館(大日如来像・小浜市黒駒区 など)
〇加茂神社為星寺(千手観音立像・平安前期)
〇諦応寺(薬師如来立像・平安前期)(立木仏の十一面観音)
交流会:京都アスヘノトビラ

9月14日
〇興福寺(東金堂と国宝館でお買い物)
〇東大寺(ミュージアム、大仏殿、指図堂=法然巡礼、戒壇堂)(ここで初めてお寺巡りにLINE電話を投入、家族のエア参拝を実現)
〇京都国立博物館 『京へのいざない』展で法然上人ゆかりの阿弥陀如来坐像ダブル拝観。早来迎図も! 浄土美術が充実!(法然さんの念持仏とされる阿弥陀立像は、右肩を露出した珍しいお姿。お腹から下の衣紋がゆるくて、優しい印象でした。)
〇京都 東山の正林寺(九条兼実ゆかりの寺ににこにこ法然上人像)

9月17日
世田谷資料館 御嶽神社大口真神のオオカミ様のお札、初めて本物を拝見!





10月

10月12日
〇松涛美術館 醍醐寺展(閻魔天像、道風や空海の書、信長、秀吉、家康の書状など)
〇サントリー美術館 高野山展(はー快慶まつり! 阿字観体験、都内の夜景と声明ライブ)(快慶の四天王と玉歯不動さんに乙女心を奪われた!)(高野山展。展示を観る→阿字観体験→展示観る→声明ライブ→散華いただく→こうやくんに会う→展示観る→グッズ購入)

10月19日
九州遠征
〇筑前博多 善導寺(工事中!)
〇東長寺(福岡大仏と地獄極楽めぐり)
〇福岡市立博物館(九州仏展)(運慶の末裔の仏師湛康の一門が14世紀に九州で活躍したかで、それが慶派にかわいらしさを加えたような作風で気になった。あと、もろもろすごすぎて消化不良)
〇福岡市立美術館(東光院仏教美術室)
〇小郡市の九州歴史資料館(福岡の神仏の世界)(三沢遺跡遊歩道)(小さいながら素敵な古仏が凝縮! 近年発見されたという當麻曼荼羅が出展。九州まで来てそれに見入る自分って…)

10月20日
大宰府!
〇太宰府天満宮(ウソ替え関連で散財)
〇光明禅寺(苔のお庭きれい)(如来とたぶん観音の坐像 内陣暗くて確認できず)
〇太宰府政庁跡
〇戒壇院(ビルシャナ仏、堂外からお姿の拝めた)
〇観世音寺(仏像の宝庫をしばし独り占め)(うなるよ、これはすごすぎてうなります)
〇光蓮寺
補足 梅ヶ枝餅食べすぎ




11月

11月2日
神奈川県西部に遠征!
〇小田原 飯泉山 勝福寺 飯泉観音(ご本尊ご開帳)
〇秦野 宝蓮寺(大日堂、不動堂、閻魔堂)(秦野市文化財公開)
〇平塚 光明寺 金目観音
〇飯上山 長谷寺 飯山観音
※鑑真が唐から持ち込み、孝謙天皇に捧げられ、さらに、道鏡に下賜されたとか。真偽のほどはさておき、女性の天皇にお譲りしたくなるような可愛らしいお姿でした。
※宝蓮寺閻魔堂の諸仏は迫力満点。ご自分のご先祖様のことも含めご説明くださった地元の方のお話が心に残っています。

11月3日
普明寺大日堂
※ご住職の素晴らしい説明を受けたあと、内陣参拝。お正月は外陣拝観のみなので、文化の日が断然お勧め!

11月某日
〇両国回向院「気仙沼地福寺 出開帳」
※津波の後、住職が背負われて避難した気仙沼・地福寺のご本尊地蔵菩薩坐像。さらに、がれきの中から救出された地蔵立像2尊も。お優しいお姿を拝んだあと、千住博の美しい滝の絵のある部屋で、震災前後の写真展示を観る。
※写真展示の最後に、新たに造立されたお前立ちの地蔵菩薩坐像2尊に直接触れさせていただく。隣でお坊様の南無阿弥陀仏をお唱えする声が静かに響く。1尊は気仙沼の地福寺、もう1尊は回向院でおまつりされるとのこと。
※拝観券の半券でくじを引き、なんと、なんと、出開帳記念の達磨さんが当たりました!

〇東京国立博物館「国宝」展 阿弥陀聖衆来迎図!!!

11月22日
多摩美術大学美術館「四国霊場開創1200年記念 祈りの道へ―四国遍路と土佐のほとけ―」展
※講演会のあと、青木先生の解説のもとで展示を拝観! 笹野大日堂の大日如来さま、竹林寺の阿弥陀立像、上郷阿弥陀堂の阿弥陀坐像…これだけで満足なのに、さらに歓喜寺の破損仏、定福寺の地蔵さん、四国巡礼の信仰を物語る展示など。最後に地下でパーティーがあり、青木先生にご挨拶させていただいた。
※数年前に笹野大日堂の大日如来さまが湛慶作かと話題になった頃、わたしは拝観する機会など一生ないと思っていた。それが地元多摩地域で拝観できた。青木先生と関係者の皆様に感謝。
※「須崎の大日如来さま。なんも言えません! 竹林寺の阿弥陀さま、倒れそうでした! 言葉になりません。青木先生、土佐の皆様、ありがとうございます」(当日のヒヨドリTwitterより)

11月23日
〇埼玉県新座市 平林寺(特別拝観させていただきました。勉強になりました、感謝申し上げます)
〇多摩美「祈りの道」展(二日連続!)~青木先生、写真家の大家さんを囲んでのオフ会

12月7日
〇東京都美術館「ウフィツイ美術館」展! 
※ボッティチェリ大好き! 実は、ウフィツイ美術館はトーハクの次に好きなミュージアムなんです(1回しか行ったことないけど)。
〇東京国立博物館「国宝展」2回目 阿弥陀来迎図!
〇サントリー美術館「高野山展」2回目 快慶まつり堪能しました。サントリー美は英語の音声ガイドもおすすめです。そして、六本木は何度来ても迷子になります!



12月

12月8日
〇九品仏浄真寺さま参拝(紅葉きれい! 朝日を浴びる阿弥陀さま!)

12月10日
〇高幡不動尊(毎度の参拝)

12月13日
神奈川県逗子市
〇神武寺 すす払いご開帳(2年連続参拝できて感謝!)
〇岩殿寺

神奈川県鎌倉市
〇浄光明寺 阿弥陀三尊!!!!!
〇鶴岡八幡宮源平池でオナガガモ、ヒドリガモと遊ぶ
〇鎌倉国宝館「鎌倉ゆかりの天神さま~荏柄天神社宝物都と常盤山文庫コレクション」展

※な、なんと、午前中に参拝した神武寺本堂にいらっしゃらなかった十一面観音さまが鎌倉国宝館の特別展に出展中。去年、本堂でお参りしたときより間近で拝めました!
※神武寺の十一面観音様は神仏分離まで江柄天神社で天神様のお像と並んでおまつりされていたとか。天神様の本地仏は十一面さまなのだとか。神仏習合、深すぎる。
※この日の鎌倉は寒風で空いておりまして、イワタコーヒー待ち時間なしで入れたし、小町通りでお買い物なんかもできしまった。リア充か…。

12月21日
東京都八王子
〇龍見寺 お寺でヨガ!
※本堂がヨガ会場で、とってもリラックスできました。また参加したい!
※大日堂の大日如来さまは拝観できませんでしたけど。


12月28日
奈良
奈良県桜井市
〇慶田寺
※不思議な十一面観音立像にぞくぞく。乾漆の漆をはがしたお姿だとか。
奈良県奈良市
〇弘仁寺
〇法華寺墓地の地蔵菩薩立像


12月29日
奈良県
〇薬師寺(発売したばかりの吉祥天さまストラップを授受)
〇某寺で宿院仏師の長谷寺式十一面観音など
〇額安寺 拝観不可
〇大野寺 まがい仏
〇室生寺(如意輪さま~♪)
〇安産寺(美しくて凛々しくて…)
〇長谷寺(定期参拝! 寒牡丹)

12月30日
京都で阿弥陀仏三昧
〇宇治の平等院
〇百万遍知恩寺(法然巡礼)
〇清浄華院(しょうじょうけいん)(法然上人巡礼、身代り泣き不動)
〇誓願寺(法然上人巡礼)
〇清水寺(清水阿弥陀堂=法然上人巡礼)

以上(愛をこめて!)

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2012年7月14日 (土)

楊柳観音さま、ごめんなさい(奈良・大安寺)

【概略】 大安寺の楊柳観音さまは2003年イラク戦争の開戦直後に「仏の怒りと悲しみ」を伝えるべく、ニューヨークで展示されたことがある。楊柳観音さまの恐い表情が苦手だった私は、2年前にこの事実を知り、自らの認識不足を観音さまにお詫びしたいと思っていた。やっと大安寺を訪れた私に観音さまが教えてくれたのは、「あるべき母の姿」だった。

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 2012年5月13日は母の日。
 この日に一人で奈良の大安寺を参拝した。

 目的は楊柳観音(画像 http://www.daianji.or.jp/01/0103.html)さまに謝罪すること。

 上野の展覧会でお会いしたことのあるこの観音さま、実はかなり苦手だった。観音さまなのに恐いお顔で近づきがたい。というか、かわいくない。

 しかし、それは私の無知からくる誤解だった

 それに気づいたのは、西山厚『仏教発見!』(講談社現代新書)の冒頭を読んだとき。

 そこには次のような衝撃の事実が書かれていた。

 2003年、アメリカがイラクに攻撃を始めたとき、大安寺の楊柳観音は、ニューヨーク、ジャパン・ソサエティ・ギャラリーの「日本と韓国の古代仏教美術」展(2003年4月9日~6月21日)での公開を控え、梱包されて空輸されるのを待つ状態だった。大安寺の河野良文住職は出展を躊躇したが、最終的に、次のようなメッセージを添えて公開することを決意した。

 「この仏像の憤怒の表情は、大義がいかなるものであれ、愚かしい戦争を怒るものである。その悲劇を憤り、嘆くものである。仏の怒りと悲しみをあえてお伝えするべく、開陳を認めた。大安寺住職 河野良文」

 私はこの展覧会のことは知らなかったが、当時のアメリカのニュースはよく見ていた。イラク戦争が始まったのは2003年3月20日。同時多発テロの翌年である。アメリカから届くニュースには、戦争に反対するものは非国民とされる雰囲気が感じられた。

 そんな中、「怒り」だけでなく、「悲しみ」を伝えるべく送り込まれた楊柳観音さまと、

それを送り出した大安寺のご住職。

 その偉大さにただただ敬服するばかりだった

 ニューヨークの人たちは観音さまの思いを感じることができたのだろうか。

 本を読んでから2年余りが過ぎ、私はやっと楊柳観音さまのお膝元まで行くことができた。

 大安寺の収蔵庫には、楊柳観音を含め、不空羂索観音、聖観音、四天王といった奈良時代の木造の仏像がお並びであった。

 楊柳観音さまは相変わらず恐い形相でお立ちであった。両目をつり上げ、口は激しい怒りをあらわにして、かっと開いている。

 私は収蔵庫の床に座り、古仏さまたちと向かい合い、その声を聞き取ろうとした。

 楊柳観音さまはやはりこわい。近づきがたい。

 しかし、隣には、ゆったりとしたおおらかな笑顔の不空羂索観音(画像 http://www.daianji.or.jp/01/0105.html)がおられた。

 この二人にしらばく向かいあう中で気づいたことがある。
 それは、「この二人で一人の母親の顔を表している」のではないかということ。
 
 包容力のある、おおらかな笑顔と、「仏の怒りと悲しみ」を込めた激しい怒りの表情。母はこの二つの顔を適時に、適度に使い分けることが大切なのだ。

 そして、母親である私は、それが思うほど簡単ではないことを知っている。

 しつけが必要なときに甘やかしたり、おおらかに受け止めるべきときにきつく当たってしまったり。

 「仏の怒りと悲しみ」を理解できたのかと聞かれたら、それはなかなか難しい。
 しかし、楊柳観音さまは、お隣の不空羂索観音さまとご一緒に、私の心に近づいてきてくださった。
そして、母として大切なことを気づかせてくださった。

 ふと気づくと、収蔵庫だけで一時間弱が経っていた。収蔵庫を去る直前、私はついに目を閉じて手を合わせ、楊柳観音さまにこれまでの誤解をわびた―――。

 目を開けて再び楊柳観音さまを見上げると―――。観音さまはさらに怒りを募らせたように見えた!!!

 楊柳観音さまは笑って許してくださるような仏さまではない。

 ダメ母の修行はこれからも続くということなのだろう。

おまけ 大安寺前の空き地で、うるさく鳴きながら飛んだり、降りたりしてる野鳥を発見! 写真はボケてますが、ケリという鳥です。

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