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2017年1月29日 (日)

群馬県・光恩寺阿弥陀三尊(県指定)~だって、定朝様なのに玉眼なんですもの~

群馬県千代田町・光恩寺さまで、県指定文化財の阿弥陀三尊をお参りしてきました。

もう、一瞬で恋に落ちました! だって、定朝様なのに玉眼なんですもの。藤原の気品と鎌倉の躍動感が混ざり合った仏像に私は強く惹かれます。

Photo

阿弥陀さまは像高142センチ。鎌倉時代の半丈六ですが、立派な台座(台座は江戸時代)と光背をもち、大きなお堂の中央に座すさまには、かなりの重厚感があります。 私が特に惹かれたのは、半眼で、なおかつ、定朝様の穏やかさを示しながらも、玉眼という点です。定朝様の半眼というと、視線が合わず、ぼーっとした感じになることが多いかと思います。それはそれで好きなのですが、こちらの玉眼の阿弥陀さまは瞳に意志が感じられ、私たち衆生の悲しみや苦しみをしっかりと見てくださるように感じました。

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「北開東における定朝様式の流れをくむ鎌倉時代彫刻の代表作である」と群馬県の文化財サイトにありました。北関東の定朝様式の仏像って、他にどんなお像がおられるのでしょう? 上品上生の印も美しかったです。

観音、勢至の両脇侍はともに総高159センチ。同サイトによると、寄木造りで、宋朝風の造りだそうです。玉眼を光らせ、ひらひらと衣紋が揺れるさまからは、藤原らしさは感じられません。また、観音さまと勢至さまで多少表現が異なるので、制作時期が多少ずれるのか、制作者が異なるのかもしれません。どちらも間近でその美しさを感じることができます。

そんな三尊さまは、正面から拝しても、左右両サイドから拝しても、とても美しくて、美しくて…。自分が立ち上がって拝しても、座って下から見上げても、どちらも美しくて、美しくて…!

もうどう形容していいのか、どう説明してよいのか、わかりません。恋心とは、言葉で説明できないものなのです。

またお参りに行きたいです!

群馬県のサイトはこちら→群馬県文化財サイト(光恩寺阿弥陀三尊)

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阿弥陀堂。コンクリート製の収蔵庫ながら、屋根がそって立派ですね。

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