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2016年3月28日 (月)

韓国国宝金銅仏は来日されるのか?

Factaという雑誌に「中宮寺の菩薩像とソウル国立中央博物館の国宝金銅仏2尊が東京とソウルで公開」という"スクープ"記事が掲載された。

https://facta.co.jp/article/201604002.html

日韓「弥勒菩薩」三体が一堂でご対面
中宮寺の半跏思惟像が、1300年を隔てて微笑比べ。従軍慰安婦交渉の裏で進められた「関係修復の象徴」

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本当であれば、うれしい。しかし、同時に、この記事に底知れぬ不信感も覚える。

まず、文化財を愛する人が書いているとは思えない。中宮寺の菩薩像は文化財指定上、菩薩半跏像。弥勒菩薩ではない。寺伝では、如意輪観音とされている。

韓国でも、この国宝金銅仏2尊はとても大切にされている。ソウル国立中央博物館が所蔵するこの2つの菩薩像は、最上階の特別ルームで、1尊ずつ交代で展示されている。
ソウルでも、同時展示は行われてないのだ。

私の知る限り、韓国国宝78号の菩薩像は80年代に東博にお出ましになったはず。83号もご一緒に来られたら、かなりの騒ぎになるのではないだろうか。

私個人は、ソウル国立中央博物館を二度訪問したが、二度とも83号さまがお出ましだった。78号さまには、上野のでの公開時を含め、まだお会いしたことがない。憧れの仏像である。

一方、中宮寺の菩薩さまが海外に行かれるのであれば、うれしいのと心配なのが半々。この菩薩像は心の支えとも呼べる大切なのだ。

3尊揃いは政治的騒動にならずに成立できるのだろうか!?
もしスクープが真実なのであれば、すぐにでも公式発表がほしい。" 公開時期" までもうすぐだ。


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