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2010年7月30日 (金)

仏像プレゼンの原稿!(2010仏像フォーラムにて)

 先の記事に書いた「仏像フォーラム」@高幡不動尊で、
私が行わせていただいたプレゼンは次のとおりです。

 こんにちは。今日はここでお話する機会をいただき、とても嬉しく思っています。と申しますのも、私は高幡のお不動さまの大ファン。今、ロックスターのステージに特別に上げさせてもらった熱狂的なファンのような気持ちでおります。

 今日は私の仏像ファンとしての歴史を少しだけお話します。

 まずは、少女時代です。
 子どもの頃から仏像っていいなと思ってはいたのですが、自分は仏像好きなのだとはっきりと確信したのは、奈良の斑鳩、中宮寺の半跏菩薩さまに初めてお会いした中学生のときでした。
 片脚を組んで微笑んでいる菩薩さまのお姿。普段から行儀の悪さを親に指摘されていた私は、心の中で菩薩さまに「行儀悪いよ、うちのお母さんに叱られるよ」と話しかけました。しかし、それは自分の心の高まりを隠すための言葉でしかありませんでした。菩薩さまの静謐で、それでいてあどけないお姿に引き込まれました。このような存在になりたいという憧れと、同じような何かが自分の中にもあるのではという思いが交錯し、菩薩さまとしばし対話しました。「もう時間だよ」と促されてお堂を出た瞬間、自分が仏像好きであることを核心しました。人生が大きく動いた瞬間でした。

 次に子育て時代です。
 仏像好きで「変わってるね」とほめられて(?)育った私も、奇跡的に結婚でき、母親になることができました。
 子どもは一般的に、お母さんの好きなものは自分も好き、お母さんの行くところには自分も行きたいと思うようです。必然的にうちの子どもも私と一緒に仏像めぐりをするようになりました。高幡不動さんや調布の深大寺さん、都内の展覧会はもちろん、奈良にも何度か出かけました。
 子どもの吸収力には著しいものがあります。小学校に入学したわが子は、「にゃ、にゅ、にょを使った例文を書きましょう」という宿題に対して、ひらがなで大きく「にょいりんかんのん」と書きました。花瓶に花を生けていると「観音さまが持ってるのと同じだね」と言いました。「かっこいいポーズをして」と頼むと、東大寺・戒壇院の増長天さまの真似をしました。高尾山に行ったときの作文には、「薬王院の門の四天王がかっこよかったです。四天王とは増長天、持国天、広目天、多聞天をいいます」と今度はしっかり漢字で書きました。
 「門前の小僧習わぬ経を読む」とは言いますが、うちは純粋に世俗の家庭です。私は嬉しい反面、親として間違ったことはできないのだと気づかされました。

 最後になりますが、先日、嬉しいことがありました。子どもの運動会の前日、私は必勝祈願のトンカツを作っていました。天気が心配で、夕方のニュースを見るでもなくつけていると、テレビの中から高幡不動尊という声が聞こえてきました。慌ててテレビの前に行くと、御前様がインタビューに答えておられ、本堂のお不動さまのお姿も映りました。しかも、私がベストポジションだと思っている左斜めからのアングルでした。
 お不動さんのパワーに母の愛情が掛け合わされて、スーパーパワフルなトンカツが完成し、おかげ様で娘のクラスは優勝しました!

 このように私の生活では仏像が大きな位置を占めています。仕事や育児で思うように外出できなくても、仏像を身近に感じることは十分にできます。ブログやツィッターで仏像好きな皆様と情報交換するのもワクワクします。
 仏像とそれを作りお守りしている皆様に感謝しながら、今後もますます楽しい仏像ライフを送りたいと思っています。

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